こんにちは。柳田です。
今回は事業の資金繰りに行き詰まるパターンについてお話します。
順調に売上が上がっていた事業が、突然不振に陥ることはよくあることです。
コロナ禍後の飲食店がそうですよね。
最近は新札の導入に伴い、券売機の入れ替えを機に店を閉める事業者もおられるようです。
そのように撤退できればいいのですが、撤退後に食べれるメシの種もないので、
そのまま事業を継続される事業者の方がほとんどではないでしょうか?
そこから支払いの状況が徐々に悪くなってきます。
自転車操業に陥り、督促状が何通も送られてくる。
そして強烈な負の感情に四六時中支配されます。
羞恥心と自己嫌悪、そして焦り・・・。
そこから、泣けなしの自己資本を投入。
銀行からお金を借りたり、キャッシングでお金を借りたり。
そうなってくると、感情がかき乱されてまともな思考ができなくなります。
支払いを済ませる為に、利益にならない現金化が早い仕事に飛びついたりします。
事業の存続の瀬戸際はこんな感じです。
自分なら何とかなる!そう考えて突き進みます。
そして、支払いのための現金を手に入れるために、割に合わない仕事を受けたり。
はたまた、やったこともない無茶な商売に走ったり迷走をし始めます。
こうなってようやく、弁護士に相談するのではないでしょうか?
殆どの場合、自己破産を勧められます。
彼らにとってはその方がビジネスになるからです。
しかし、自己破産するにも安くない費用がかかります。
自己破産後は、資産もなくなるので、事業で復活など夢のまた夢。
再度ビジネスをするにも、資金が必要です。
しかし、今の月の売上が仮に200万円として
新規のビジネスでそこまでの売上に達するまでに
どのくらいの費用と時間がかかるでしょうか?
それ相応の期間がかかるはずです。
自己破産せずに事業を存続できる方法があります。
第3の道があるのです。
そのことだけは頭の片隅に入れておいてください。
間違っても、支払いの為に命を絶つというような
選択はしないようにされてください。